【プライムビデオ】ようこそ実力至上主義の教室へ【感想・考察・ネタバレあり】

ポイントがお金として扱われる学校。今のpayみたいな感じですね。
この学校は進学率・就職先100％を誇る名門校で1-AからB・C・Dと序列があり主人公の綾小路清隆らはDクラスに所属する。
どうやらDクラスは最下層のクラスであるらしい。

この学校では最初に10万ポイント支給されます。なんと10万円！
1か月ごとに振り込まれると担任の茶柱先生から話があります。

国からの多大な支援があっても月に10万なんて贅沢三昧出来ますよね！

1-D組の多くの生徒は、学校内に併設された家電量販店やゲーム屋さんなどなどで好きなものを購入しています。

クラスの生徒も漫画のような世界ですね。なんていうか低脳！な連中の集まりです。

ひねくれているのが主人公の綾小路くらいしかいません。

もう少し考えられる生徒じゃないと話になりませんよね。
居眠りしても授業中遊んでいても注意されないことを良いことに堕落した授業を受けるDクラス一向。
結果、5月にはそれらの態度がマイナスポイントとして加算され、5月の振込支給額が0ポイントに！（逆にそれはそれでかなり問題になりそうなもんですが・・・アニメなので‼️）
中間テストで高得点を取ればポイントが獲得できると茶柱先生から教えてもらい、まさかの赤点とったら退学という酷い条件を提示される。
中間テストで高得点を取るために堀北鈴音らも奔走していく・・・

原作について

現在は11巻まで発売されています（MJ文庫）。
コミックスも発売されています。
アニメの内容は原作の3巻までの話の内容をまとめています。

構想は面白かった

この物語は1クールでまとめるのには無理がありすぎた。

2期の可能性も低そうな感じですかね。特に最新情報は出ていません。
綾小路が優秀だったかと言えば、そうではない。
その他のDクラスの連中が愚かだったとしか感じられない。
赤点取りそうな連中（下の奴）

『ようこそ実力至上主義の教室へ』キャラ紹介第六弾、始まるよ～～！！
今日の一人目はこちら、須藤健（CV：竹内栄治）です！
Ｄクラスの不良で、バスケ部所属。いろいろと問題児です。 #you_zitsu #よう実 pic.twitter.com/xaW7HGP3SN

— 『ようこそ実力至上主義の教室へ』公式 (@youkosozitsu) 2017年5月23日

コイツらが赤点とって退学するようならどんなマイナスポイントがつくか分からないし、ポイントが入らない。
そんな解決策が過去問を上級生から得るなんてその辺の奴でもやる。
しかも過去問の内容が毎年変化しないなんて先生も愚かすぎる。
そんななら毎年出回ってるであろうし、A・B・Cの連中が勘付かないわけがない。
だからもう少し捻った解決策ならうぉーってなったんだろうけど、普通の解決策だったの。
このアニメはあれに似てんのよね。
『俺ガイル』に。
でもそれに比べるとちょっと落ちる。
綾小路清隆の謎の能力も結局謎のままに終わったしね。

8話以降のとんでもない違和感

原作に沿った内容ということは後で知りました。

だからとやかく言うのはあれなんですが、アニメから入ったものからすると7話以降はかなり話の内容が一変します。

そういう展開にするなら2期を視野に入れなければならなかった。

7話はまぁ水着回。

それは小休止としてありでしょう。

ですが8話から唐突な南の島へのバカンスからの特別試験。

それを8話から12話でまとめて最終回にするわけです。

このアニメは1年生の入学から夏休みまでで終わってしまいます。

なんだか最終話の解決策もそこまでうぉーってならないんですよね。

オーシャンズ11とか見慣れちゃってるせいか、うんそうだね！ってならないことが多かった。

Aクラスのリーダーはこいつか#you_zitsu#よう実 pic.twitter.com/F32mkX92NL

— ワド様 (@kilask0307) 2017年9月6日

Aクラスのリーダーが隣にいた奴で確信したとか、もうちょっとどうにかならなかったのかなぁ。
下着泥棒の真相が微妙なのもう〜ん。
結局伊吹さんだったのか？と。仲間割れのため？尺の関係もあったんだろうけど明らかにしてくれよと思いましたね。
最後はブラック綾小路清隆で終わります。
俺にとって勝つための道具でしかない・・・と。
あそこまで堀北にツンデレさせておいて！
綾小路清隆の正体は謎のままに終わってしまいました。
完全に2期への含みを持たせた終わり方なだけに2期が必要なアニメだが、続報が全くないのを考えると可能性は低いのかもしれませんね。
このアニメの最終評価は不完全燃焼ということです。

まとまった作品構成が望まれる