家の中の家電や家具をインターネットに接続し、スマートフォンや音声で操作したり、自動化したりすることで、暮らしが便利になるスマートホーム化。
最近では、さまざまなスマート家電やスマートデバイスが販売されていますが、その中でも注目を集めているのが、人の指示で家具を動かす家庭用自律移動ロボット「カチャカ」です。
カチャカは、どんなロボットなのでしょうか?
また、カチャカを使うとどんなメリットがあるのでしょうか?
今回は、カチャカについて詳しくご紹介します。
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カチャカとは?
カチャカは、株式会社Preferred Robotics(PFRobotics)が開発した家庭用自律移動ロボットです 。
PFRoboticsは、株式会社Preferred Networks(PFN)の子会社であり、PFNは最先端のAI技術を持つ企業です 。
カチャカは、PFNのAI技術を搭載しており、「スマートファニチャー」と呼ばれる新しいコンセプトの製品です 。
ファニチャーとは直訳して「家具」のことです。スマート家具ということですね。
カチャカは、キャスター付きの専用シェルフ(ワゴン)の下に潜り込んでドッキングし、目的の場所に移動させたり、元の位置に戻したりできます 。
シェルフは複数用意されており、仕事用や食器用など使い分けることができます 。
カチャカは、スマートフォンアプリや音声認識で操作できます 。また、タイマー機能もあり、習慣化している家事や作業のサポートもできます 。
動画もご覧ください。
カチャカのメリット
カチャカを使うとどんなメリットがあるのでしょうか?
カチャカのメリットは、以下の3つに分けられます。
家事や作業の負担軽減
カチャカは、家具を移動させることで、家事や作業の負担を軽減してくれます。
例えば、
- 食器棚をキッチンまで運んでくれれば、食器を出したり片付けたりする手間が省けます。
- 仕事用シェルフをリビングまで運んでくれれば、仕事場を作ったり片付けたりする手間が省けます。
- 玄関まで来てくれて、カバンなどをリビングまで運んでくれます。
これらのことは、自分でやると時間や体力がかかりますが、カチャカに任せることで効率的に行えます。
実際にカチャカを使ってみた人からは、
「物を持って移動するのがつらい方には便利だろうなぁ」という声がありました 。
暮らしの楽しみ
カチャカは、音声認識やタイマー機能などで、暮らしを楽しくしてくれます。
例えば、
- タイマー機能で朝の起床時にベッドまで用意しておいたコーヒーを持ってきてくれます。そのおかげで、快適な朝食が楽しめたりします。
カチャカの特徴
カチャカは、他のロボットとは違って、家具を動かすことができるという点が最大の特徴です。
これにより、部屋の使い方や雰囲気を自由に変えることができます。
例えば、
- リビングで仕事をしたい時は、仕事用シェルフを運んでくれて、デスクワークができます。
- ダイニングで食事をしたい時は、食器棚を運んでくれて、テーブルセッティングができます。
- ベッドルームでリラックスしたい時は、積読していた本をベッドルームへ持ってきてくれるので、寝室で読書ができます。
カチャカは、音声認識にも対応しています。
例えば、 - 「カチャカ、食器棚をキッチンに持ってきて」と言えば、カチャカが食器棚をキッチンまで運んでくれます。
カチャカは、タイマー機能にも対応しています。時間になったら指示することができます。
例えば、
- 「カチャカ、朝7時にコーヒーメーカーシェルフをリビングに持ってきて」と設定すれば、朝7時になったらコーヒーメーカーシェルフがリビングにやってきます。
カチャカのデメリット
カチャカは多くのメリットを提供しますが、一方でデメリットも存在します。
デメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
・値段が高い カチャカは、本体価格が228,000円(税込)、専用シェルフが29,800円(税込)と、決して安くはありません。
また、サービス利用料として月額980円もかかります。
これらの費用を払うだけの価値があるかどうかは、個人の判断になりますが、一般的な家庭にとっては高額な買い物と言えるでしょう。
実際に使ってみた人からは「値段が高すぎる」「必要性を感じない」「欲しいと思わない」という声がありました。
安全性に注意が必要
カチャカは自律移動ロボットですが、それでも安全性に注意が必要です。
特に小さな子供やペットがいる家庭では、カチャカに触ったり乗ったりしないように注意しなければなりません。
また、カチャカは段差や障害物を避けることができますが、完璧ではありません。
カチャカの移動範囲や速度を設定したり、使用できない場所を指定したりすることもできますが、それでも事故や故障の可能性はゼロではありません。
実際に使ってみた人からは「小さい子供やペットがいる家庭では危ないかもしれませんね」という声がありました。
対応端末や環境に制限がある
カチャカはスマホアプリや音声認識で操作できますが、そのためには対応端末や環境に制限があります。
カチャカアプリはiOS 14.0以上またはAndroid 8.0以上の端末でインストールできますが、それ以外の端末ではインストールできません。
さらに、カチャカはWi-Fi環境や電波状況にも影響されます。
カチャカの価格や購入方法
最後に、気になる価格や購入方法についてご紹介します。
一般発売予定日は2023年5月です。価格は以下の通りです。
商品名 | 価格 |
---|---|
自律移動ロボット「カチャカ」 | 月額4,980円~ または一括払い228,000円(税込) |
専用シェルフ「カチャカシェルフ」(2段) | 月額520円~ または一括払い23,800円(税込) |
専用シェルフ「カチャカシェルフ」(3段) | 月額651円~ または一括払い29,800円(税込) |
カチャカサブスクリプション (カチャカの使用に必要な月額利用料) |
月額980円(税込) |
購入方法は、公式オンラインストアやb8taの4店舗(有楽町・渋谷・大阪・福岡)、蔦屋家電+の2店舗(神戸・福岡)で行えます。
また、実際にカチャカを体験できる特別体験会も開催されています。
詳しくは公式サイトをご覧ください→カチャカ
まとめ
今回は、人の指示で家具を動かす家庭用自律移動ロボット「カチャカ」について詳しくご紹介しました。
カチャカは、「スマートファニチャー」と呼ばれる新しいコンセプトの製品で、PFNの最先端のAI技術を搭載しています。
カチャカを使うと、家事や作業の負担軽減や暮らしの便利化や楽しみなど、さまざまなメリットがあります。
しかし一方で、値段が高いや安全性に注意が必要だったり対応端末や環境に制限があったりするデメリットもあります。
購入を考えている方は、自分のニーズや予算に合わせて検討してみてくださいね。
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