こんにちは。すらぱぱ(@slimechans)です。
幼児における英語教育の是非について考えてみたいと思います。
英語教育をどうするかって悩みますよね。
英語を小さい頃から習わせた方が良いとかって意見があるのは知っています。
ですが、盲目的に子供に英語を教えたいとは微塵も思ったことはありません。
英語の勉強をしてもらうメリットが知りたい。
そこまで英語を勉強させる意義を!
ということで、幼児の英語教育の是非を考えていきたいと思います。
・2歳半の息子を子育て中のパパ。
・英語に関しては、リスニングは苦手だった記憶がある。
・英語自体はある本をきっかけに凄く楽しくなる。それまでは日本の詰め込み英語に吐き気を催すほどうんざりしていた。
・ツイッターやってます。フォローよろしくお願いします。
英語の必要性から考えてみたい
グローバル社会において、英語が流暢に話せるに越したことはないと考えます。
越したことはないというのは、日本にいる限りはそうそう英語で話さなければいけないという状況がないということがあります。
ですが、残念ながら日本人にとって避けて通れないのが、学校における英語の授業があり、受験英語があります。
受験英語は『読む』・『聞く』がメインとなるので、いわゆる『英語耳』の獲得にあたっては早期教育が物を言うのでしょうか?
翻訳能力が格段にUPした社会で生きるであろう子供たち
翻訳アプリがスマホである程度のレベルで出来るようになってきています。
既に翻訳アプリを使用すれば、それなりに旅行は楽しめるくらいにはなっているのではないでしょうか?
新婚旅行にハワイに行ったのですが、英語がそこそこでも何とかなりました。
何とかなったって言うのは、旅行くらいならなんとかなったということです。お金を稼ぐとかそう言うレベルになってくると、ある程度話が出来なければ話にならないと思います。
だから、日本で普通に暮らすのであれば、受験以外に英語がほぼ必要ない社会が間も無くやってくるのはほぼ間違いない事実だと思います。
ていうか、既に多くの方は、日本に暮らしていれば英語を使う機会って映画を見たり、歌を聞いたりするくらいですよね・・・
ぶっちゃけハワイ旅行くらいなら、文法なんか糞食らえでも何とかなる。。。
子供たちが英語を勉強する意味って何なんだろう・・・
まとめます。
もし、スマホと同様にスマートグラスで自動翻訳機能がハイレベルで実行可能な社会が訪れたとしたら、多言語でのコミュニケーションが何不自由なく出来てしまう世の中が間も無くやってきてしまうのかもしれないということが言いたかった。
英語の論文もDeepLが登場して、かなり精度が上がってきました。
あと10年くらい経った世界で、さらに論文翻訳の精度が上がるのは間違いないでしょう。
これからは英語が読めなくても、英語の最新情報が楽に読める社会がやってくるのです。きっと。
で、じゃあ何で英語を勉強したらいいの?ってなって、受験英語のためってなったら、なんか嫌じゃないですか?
子供が英語という日本語とは別の言語があるということを知るのは、とても良いことだと思うんです。大きく言うと多文化共生って言うんですかね?
触れ合う中で、それは正におもちゃと一緒で興味を持った子には積極的に指導したら良いんだと思いますよ。
ていうか、今の時代ならYouTubeとかで勝手に学習すると思います。
強要するのは多分間違っている。そんな感じ。
この後は、やって得られるメリットについて述べていきたいと思います。
英語の早期教育によるデメリットを考える
デメリットから考える理由が、私がどちらかと言うと反対派だからです。
榎本先生の話をまとめる
英語の早期教育否定派で有名な先生が心理学博士・MP人間科学研究所代表の『榎本博明』先生。
著明な書籍が多数ある。
ダイヤモンドオンラインの本記事は実に参考になる。参照されたい。
榎本先生が強調するのが『早期教育の意義』。
皆よりちょっと早く英語が言えるようになったとして、それが『ハロー』とか『サンキュー』とかその程度であれば、何の意義があるのだろう?
誰でもすぐに出来るようになるではないか?ということである。
さらに早期教育>遊びとなってしまった場合、自分の興味のままに動くことが少なく、自発性に乏しくなったりすると言うこともあると警鐘を掲げる。
榎本先生は、英会話は知的なトレーニングにならないと述べている。日常生活が出来る訓練をするとしたら、それは英語圏で生まれた子が、幼児期までに出来るようになる程度のことを身に付けるためにすぎないと述べている。
英語で論理的に解釈し、論理的に説明することが出来るレベルに上り詰めれば、それはやる価値があるかもしれません。
ですが、その領域まで上り詰めるには、日本語圏で生活していれば、何かを犠牲にしなければならないでしょう。
それが日本語であった場合、日本語での高度な言語解釈・論理的思考能力が欠けてしまうというリスクがあると思います。
ちょっとした挨拶程度のレベルなら、早期教育は必要ないように思いますね。
優先順位としては、母国語で論理的な思考能力と説明力が高いと判断していいのかなと思います。
英語の早期教育のメリット
英語耳って本当?
気になるのは、やっぱり『英語耳』。
本当にいわゆる『英語耳』という存在があるのかと言うのがまずひとつ。
参考サイトは⬇️
『英語耳』という学術的な用語はありません。
1歳ごろまでは、幅広い音を聞き分ける能力を持っており、いわゆる英語の発音のLやRの聞き分けも出来ます。しかし、1歳過ぎから日常生活で使用されていない音は淘汰されていきます。
その結果、英語のLやRの発音の聞き分けは難しくなっていきます。
英語教育を継続的に行なっていく覚悟があるのであれば、聞き取りなども早期教育の方がすんなりと習得可能である可能性は高いかもしれません。
英語を楽しむ機会を与えるのは素晴らしいこと
子供に様々な機会を与えていくことは、今の育児にとっては大人の責務であるように思います。
それによって、好き・嫌い、得意・不得意を子供自身が感じて、物事への探究心を深めていく。レールに乗らない(最早そんなレールのある人生は少ない)、クリエイティブな能力を身につけていくことが必要だと考えるからです。
その機会の一つとして、『英語と触れる』あるいは『他言語・他言語社会』と触れるというのは、素晴らしいことです。
その中で、子供が英語が楽しいという思いが芽生えたりすれば、さらに大人が英語を習得するための機会の提供をしてあげられれば、さらに探究心が芽生えてくるということです。
まとめ
まとめとして、やっぱり結論は同じです。
・早期英語教育自体は別に悪いことではない。
・子供自身が興味を深めれば、さらに突き詰めていけば良い
・英語の遮二無二な習得により、論理的な説明能力などが疎かになると本末転倒
一言で言うと、『英語だけに囚われるな!』
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