今回視聴したのは、『幸せなひとりぼっち』
スウェーデンのコメディドラマ映画です
こういう映画は私の好みのジャンルの一つです
フランス映画の『最強のふたり』然り
家族や近所のコミュニティの大切さを感じた映画でした
今回はこの映画の感想と考察を書いていきたいと思います
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どんな映画?
2015年にスウェーデンで公開された映画です
原題は『En man som heter Ove』
翻訳すると『オーヴェというなの男』
翻訳すると『オーヴェというなの男』
妻を亡くし、長年勤めていた会社も解雇された59歳の偏屈じじいのオーヴェが、近所に引っ越してきたイラン人の女性とその家族との交流を通じて、幸せになっていくストーリー
同名小説が原作であり、2012年に出版されています
第89回アカデミー賞で外国語映画賞とメイクアップ&ヘアスタイルにノミネートされた(受賞はならず)
スウェーデンでは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を抑え、160万人を越える動員を記録し、スウェーデン映画史上歴代3位となる興行成績を樹立した
また、5週連続1位を記録しただけではなく、口コミでの評判が広がり、公開から5ヶ月を超える大ロングランとなった
世界的にはドイツ、ノルウェー、韓国でもヒット
世界17ヶ国での公開されている
スウェーデンでは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を抑え、160万人を越える動員を記録し、スウェーデン映画史上歴代3位となる興行成績を樹立した
また、5週連続1位を記録しただけではなく、口コミでの評判が広がり、公開から5ヶ月を超える大ロングランとなった
世界的にはドイツ、ノルウェー、韓国でもヒット
世界17ヶ国での公開されている
あらすじ及び話の流れ
オーヴェはスーパー几帳面じじいで、住宅街における車の乗り入れの禁止などを住民にうるさく忠告しており、正にめんどくさいじじいとして煙たがられていましたそんなある日、会社に出勤すると呼び出されたオーヴェは、解雇を言い渡されます
最愛の妻ソーニャを失い、仕事も解雇されたオーヴェは自殺を考えます
そして首吊り自殺を考え実行しようとすると、窓越しから、向かいに引っ越してきたイラン人女性パルヴァネ(妊娠中)とその家族(夫と娘2人)が、騒がしく、車を住宅に乗り入れ下手くそなバックで郵便ポストにぶつけるなどしている様子が見えました
せっかちで几帳面なオーヴェは、車が入っていることなどから怒りの感情が現れ、自殺することを今回は中止し、車の運転を買って出ます
そんな感じの自殺しようとする→失敗という展開が続きます
首吊り自殺しようとするも、ロープが切れてしまい上手くできず
車の排気ガスで中毒自殺しようとするも、パルヴァネの夫が怪我したから病院に連れてってとまた邪魔され、
銃で自殺しようとするも、ゲイと告白して家を追い出された男性らが訪ねてきて自殺し損なってしまいます
そんなストーリー展開
その自殺しようとする中で、走馬灯のようにオーヴェの生い立ちや妻ソーニャとの出会いや結婚生活などが展開されます
オーヴェは、パルヴァネの強引な誘いやお願いを引き受けるなかで次第に心を開いていく
パルヴァネの子供2人との世話をするなどして、徐々に子供との関係も良くなっていく
そうした中で、徐々に孤独だったおじいさんが、多くの仲間を得ていく
そうして幸せを得たひとりぼっちの男は、終ぞ患っていた心臓の病によって、1人亡くなっていく物語
お葬式のシーンでは多くの人が参列している姿は、オーヴェが孤独から幸せになっていったことが想起されます
過去のオーヴェとソーニャの出会いの物語における根幹は『子供』
妊娠し、出産前に2人はスペインに旅行に行くが、帰りのバスで事故に巻き込まれ
ソーニャは奇跡的に一命を救われたが、下半身の麻痺を患い、お腹の子は死んでしまった
それからはソーニャは『教員』になることを夢見る
しかし、時代的に車椅子で雇ってくれる職場がなかったが、
最終的に夫オーヴェが手作りのスロープを職場に作ることで、教員になる夢を叶えた
最後のソーニャとオーヴェの前述の話はパルヴァネに打ち明ける形で明らかにされた
これはオーヴェがパルヴァネに心開いている証でしょう
軽妙な音楽とともにテンポよく流れる物語
欧州の映画ってこんな感じの映画が多いのだろうか?軽妙な音楽が流れながら、物語がすすむのは個人的には好きです☺️
テンポがいいんですよね😀
ありきたりのストーリーだけど、見やすい映画でした
ストーリー的には驚きとかは特にありませんでした
オーヴェがなぜこんなになってしまったのかという所は、気質的な部分とお役所仕事の人々に対する積年の恨みからくるものなんでしょうね
ベタだけど見てて”もういいや”とはならない映画でした
良かったシーン
パルヴァネに車の運転を教えているシーン
エンストしてしまい、上手くエンジンがかからずにパニックを起こすパルヴァネ
後ろの車がクラクションを鳴らしまくり怒鳴りに行くオーヴェ
戻ってきてパルヴァネを励ますんです
『2度も出産に耐えこれから3度目、イランの戦場からここまでたどり着き、新しい言葉を学び、ダメ男と結婚までした。運転ぐらい何でもないはずだ。』と
パルヴァネを励ます、偏屈だけど正直さを取り戻していくオーヴェ
かっこいいシーンでした!
パルヴァネを励ます、偏屈だけど正直さを取り戻していくオーヴェ
かっこいいシーンでした!
日本語タイトルの下手くそさ
原題は『En man som heter Ove』
翻訳すると『オーヴェという名の男』
幸せなひとりぼっちとか毛ほどもカスっていないタイトルです
ENDからもひとりぼっちで無くなっていく描写が描かれているので
ひとりぼっちではない
幸せになったのはひとりぼっちだったオーヴェがひとりぼっちでなくなったからなのに・・・
マーケティング的に『オーヴェという名の男』ではあまり寄ってこないのかな
でもスウェーデンのアカデミー賞主演男優賞・観客賞を受賞している作品なので
そのタイトルにしなくても・・・
と思わざるを得ない内容とタイトルの乖離を感じました
翻訳すると『オーヴェという名の男』
幸せなひとりぼっちとか毛ほどもカスっていないタイトルです
ENDからもひとりぼっちで無くなっていく描写が描かれているので
ひとりぼっちではない
幸せになったのはひとりぼっちだったオーヴェがひとりぼっちでなくなったからなのに・・・
マーケティング的に『オーヴェという名の男』ではあまり寄ってこないのかな
でもスウェーデンのアカデミー賞主演男優賞・観客賞を受賞している作品なので
そのタイトルにしなくても・・・
と思わざるを得ない内容とタイトルの乖離を感じました
まとめ〜家族っていいな〜
映画としては、まあ面白かった
ストレスの堪らない映画でしたね
どちらかと言うとほっこりする映画のジャンルですね
序盤は”このクソじじい笑!!”な展開が続きます
頑固者は正直者と紙一重
根はいいおじいさんだったんです
ソーニャが亡くなり、信頼のできる人がいなくなり、ただの偏屈オヤジとして認知されてしまうのは辛いですよね
パルヴァネの存在は彼を変えてくれました
素敵な出会いでしたね
パルヴァネの赤ちゃんが生まれた際には、娘たちからはおじいちゃんと呼ばれ、
もう家族の一員として認められていました
そして赤ん坊を愛でる姿はおじいちゃんそのもの
彼を頑固にしていた重石は家族の暖かさ、コミュニティの暖かさによってすっかり取れたんだと思います
SNSなど世界がどんどんと広がっていくなかで、やっぱり家族っていいな、コミュニティの大切さを感じるなと思うとてもいい映画です
パルヴァネの赤ちゃんが生まれた際には、娘たちからはおじいちゃんと呼ばれ、
もう家族の一員として認められていました
そして赤ん坊を愛でる姿はおじいちゃんそのもの
彼を頑固にしていた重石は家族の暖かさ、コミュニティの暖かさによってすっかり取れたんだと思います
SNSなど世界がどんどんと広がっていくなかで、やっぱり家族っていいな、コミュニティの大切さを感じるなと思うとてもいい映画です
点数的には⭐️⭐️⭐️☆☆(⭐️3つ)です!!
内容は良し!展開はあるある
テンポ良し!
星4つでもいいかもしれません
相対的な評価がまだ少ないのでね!
是非見てね!!
原作版も日本語翻訳されています
いい映画でしたね!
小説もチェックしたい方はこちらもどうぞ!!
内容は良し!展開はあるある
テンポ良し!
星4つでもいいかもしれません
相対的な評価がまだ少ないのでね!
是非見てね!!
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ハリウッドリメイク版の制作も決定済み
トムハンクスははまり役だと思います
頑固じじいを演じられるのかは疑問ですが・・・
トムハンクスの演技で一番好きなのはターミナルです!!
それでは☺️