【優勝おめでとう!】なぜ2019年の巨人は優勝できたのか?

2019年9月21日土曜日

巨人

t f B! P L
見事ジャイアンツは2019年のペナントレースを制しました!
2014年以来の優勝です!ありがとうジャイアンツ!!
原辰徳監督復帰後1年での優勝がなぜ成し遂げられたのか?
昨年との比較を交えながら検討していきたいと思います。

投手成績

まずは昨季のデータを洗っていきましょう。
https://baseballdata.jp/2018/c/
チーム防御率は3.79でQS率は50.35%。
先発防御率は3.63とリーグトップ!
そして、この2018年の特筆した数字は他球団を圧倒する完投数。
菅野がこの結果を代償として2019年は苦しむことになりました。
リリーフの防御率はリーグ5位と奮いませんでしたね。
昨季も今季も不安定な中継ぎ陣という主観的な印象がありますが、2019年はどうだったでしょうか?
https://baseballdata.jp/c/
とまあ堂々たるリリーフ防御率5位!っとあれぇ。。。
阪神の強力リリーフ陣はダントツですが、それに比べると1点近く防御率が悪いですね。
しかし、昨季と比較すると改善されていますね。
昨季のリリーフ陣はカミネロ、澤村、上原、マシソンなどが支えていましたが、ミスター完投こと斎藤雅樹コーチの元、圧倒的な完投にて中継ぎ陣の弱さを補っていました。
今季は完投数激減のわずか3!
しかし、QSは49.23%と昨季同等。リーグ2位です。
先発陣は試合を作る役割は十分に果たしたと言えるでしょう。
今季は原監督と宮本コーチを中心に試行錯誤ながらも中継ぎが形を作ることが出来ました。
中でも圧倒的な存在感を放ったのが、中川皓太とデラロサ
デラロサの補強によって、中川の終盤の不調もなんとか補うことが出来たことで、優勝することが出来たと思います。
中川も終盤は完全にバテてしまいましたが、中川がいなければ勝てない試合がたくさんありました。
山口みたいな鉄人はそうそう現れません。まだまだ来季以降も活躍してもらわないといけません。中川の復活に期待しましょう。

それ以外でも今季はリリーフとして澤村も色々言われますが、十分立派な成績を残しました。
リリーフとして防御率2.21は大変立派です。
そしてシーズン途中、交換トレードにて獲得した鍵谷
150kmに迫るストレートとそれ以外微妙な変化球ながら、6回、7回での登板で不安定な中継ぎ陣を支えてくれました。
そして、大竹と田口
この2人は中継ぎ後半戦MVPでしょう。
大竹が7回、8回に勝利の方程式として活躍してくれました。
田口は完全便利屋さんとして、防御率は悪いけれど頑張ってくれました。
今季の特徴は回跨ぎを繰り返しながらも、なんとか使える投手をやり繰りしてやり繰りして勝つ。
マシソンは終盤は不調でしたけれど、復帰直後の活躍は素晴らしかった。
結果としてトータルで中継ぎ陣は多くの投手が頑張りました。
中継ぎ整備が得意な原監督の真骨頂が現れたと言っていいのではないでしょうか。
来季への課題は中川以外の中継ぎ左腕。
戸根も頑張っていたんですが、怪我離脱が多すぎました(今季は26試合の登板のみ)。
高木は十分合格に値する成績です(防御率3.88)。
序盤に活躍が期待された坂元工や大江など含めて若手投手陣の奮起に期待しましょう。
吉川光夫は残念無念でした(涙涙)。

先発投手

今季のサプライズは桜井俊貴ですね。
先発転向後は先発投手としてローテを守ってくれています。
8勝4敗 防御率3.84 QS率66%(https://baseballdata.jp/playerP/1500046.html)。
ただ一つ、DeNA戦の防御率が7点台というのはCSへ向けて不安材料の一つでしょう。
その他、MVP級の活躍をしている山口俊(15勝)、菅野(11勝)、メルセデス(8勝)、新人高橋優(5勝)、今村(3勝)、ヤングマン(3勝)。
後半戦どうなることやらと思いましたが、なんとか凌いでくれました。
https://baseballdata.jp/1/ctoq.html 2019年主な先発投手
https://baseballdata.jp/2018/1/ctoq.html 2018年主な先発投手
2018年を見ると、先発を引っ張りすぎる傾向があったためか9人の先発投手が70イニング以上投げています。
メルセデスは年間ローテを守ることは2019年は出来ませんでした。2018年はQS率も70%近くと考えると、やや成績を落としたと言えるでしょう。ただ初めてのローテなので、今後の活躍に期待することにしましょう。
人的補償で移籍した内海や今季はほとんど1軍で登板する機会がなかった野上、リリーフに回った田口、トレードに出された吉川光夫と、昨季と陣容が大きく変わりました。
2019年開幕当初に期待されていたヤングマンや畠世周は期待を大きく裏切る結果となりましたが、ビックサプライズ桜井の台頭によって2019年の巨人の先発投手は試合を作れる先発投手が揃う形となりました。
新人の高橋優も新人ながらも十二分な活躍をしてくれました。
防御率は悪くないですが、QS率は40%台ですが、新人としては十分です。

投手まとめ

先発は山口、菅野、メルセデス、桜井を中心に試合を作ることが出来ていた。
リリーフ陣は序盤は中川。
中盤も中川。
後半から大竹、デラロサ。
その周りを懸命に埋め続けてくれた澤村、鍵谷、田口、マシソン、高木。
強力投手陣とはまだ言えません。
来季以降、更なる整備が必要でしょう!

野手部門

ここは丸佳浩。
彼の加入を置いて他にはありません。
3番、センターを1人で埋め、warは6.5(参照URL)。
MVP級の数字です(wikipediaより)。
彼が3番にどっしり座ってくれたおかげで坂本、岡本のフォローを務めてくれるため、負担軽減にもつながったことでしょう。
セカンドも開幕当初は吉川尚。5月は山本、交流戦は若林。その後粘って、田中俊と入れ替わり立ち代わり調子の良い選手がなんとか穴とされていたセカンドを務めあげてくれました。
これは正しくフロントの勝利ということでしょう。
https://baseballdata.jp/1/ctop.html

坂本勇人の活躍はもう伝説級の活躍となりました。
あと1本打って、40本目指して欲しいです。
岡本も実績2年目でここまで成績を上げてくれました。
しばらく巨人は4番に苦労しないチームとなったということは非常に大きいです。
頑丈なのが尚更素晴らしい。
さらにオジさん亀井。37歳という年齢で2009年以来の超好成績。
亀井がトップバッターで出塁し、打点も稼ぐ。
理想的なトップバッターを務めてくれました。
ゲレーロも後半戦の復活で、強力打線を復活させてくれました。
下位打線、5番で打線の活発化を計ってくれました。

走塁部門

優勝決定試合で決勝打を放った増田。
育成枠から這い上がったいぶし銀の彼が代走として、鈴木尚コーチばりに盗塁を決めまくった結果が、1点差勝利をより多く掴み取ったのです。
今季、16企画で14盗塁成功という素晴らしい結果でした。
重信も積極的に盗塁を今季はしていました(15企画12盗塁)。
得点圏に確実に盗塁で進められれば、それは強いです。
盗塁の重要性が下がっているのが、現在のベースボールですが、それは失敗との関係の話。 1点差勝負での盗塁が決まれば、勝利に近づきますからね。
原監督の真骨頂と言える切り札代走の盗塁。
来季はよりマークが厳しくなるでしょう。
今の増田の打撃能力だとレギュラー確保は厳しい。
レギュラーを狙うのであれば、打撃能力の向上を期待したい。

ターニングポイント

今季の優勝のターニングポイントはたくさんあると思います。
大きいのは首位を明け渡さなかったこと。
横浜との天王山で悉く3連敗をしなかったことが大きい。
M20が点灯した試合は非常に大きい勝利となった。

勝てばマジック点灯で初戦負け、3連敗防ぎたかった。
8回にまさかの逆転で9回に土壇場で追いついての石川慎吾のサヨナラホームラン。
山口で必勝を誓った3戦目で負けたため、この勝利がなかったらと思うとゾッとします。 首位攻防戦で3連敗は8月序盤の横浜戦くらいです。

まとめ

チーム一丸と言っていい優勝です。
第2次政権では若手の活用がどっと減ってしまいましたが、あの第1次政権の原監督が戻ってきたかのような起用方法。
素晴らしい!ジャイアンツ!
優勝おめでとう!!

プロフィール



✅3歳息子を子育て中の32歳のパパで理学療法士/大学院修了
✅副業目指してtwitterとブログを開始
➡️2019年4桁初収益☺️2020年2月200PV➡️3月1600PV➡️4月7000PV達成☺️
✅一条工務店と契約
✅amazon子育て巨人アニメ等雑記ブログ
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