これにより広島の自力優勝が消滅しました。
この3連戦によって、なによりマツダスタジアムでの試合が今季は終了しました。
不思議な流れを呼び込み、巨人の負けが続いてしまっていたこのスタジアムでの試合がもうないということは非常に大きいです。
優勝争いの混沌は巨人の連敗続きと広島と横浜の好調によって、一気にゲーム差が縮まってしまったことによるものでした。
しかし、広島との3連戦での勝ち越しとヤクルト戦3連勝と横浜の対ヤクルト3連敗によって、2位の横浜とのゲーム差が4Gに広がりました。
今後の優勝争いの行く末を見ていきましょう。
単純な計算だと巨人が圧倒的に有利
まずはゲーム差みていきましょう。
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/standings/1/ |
巨人が貯金13
横浜が貯金5
広島が貯金4
勝利数こそ違いが横浜とは3差しかありませんが、引き分けによる敗戦数の少なさはことを有利に運んでいますね。
次に優勝へ向けた勝敗ラインを見ていきましょう
セ・リーグ優勝ライン(8/13終了時)
巨人 横浜 広島
23-14 .574 25-09 .579 25-08 .579
22-15 .567 24-10 .571 24-09 .571
21-16 .560 23-11 .564 23-10 .564
20-17 .553 22-12 .557 22-11 .557
19-18 .546 21-13 .550 21-12 .550
18-19 .539 20-14 .543 20-13 .543
17-20 .532 19-15 .536 19-14 .536
16-21 .525 18-16 .529 18-15 .529
15-22 .518 17-17 .521 17-16 .521
14-23 .511 16-18 .514 16-17 .514
この勝敗ラインを見ると横浜も広島も巨人が5割で勝っていったとしたらかなり勝ち越さないといけない情勢ですね。巨人 横浜 広島
23-14 .574 25-09 .579 25-08 .579
22-15 .567 24-10 .571 24-09 .571
21-16 .560 23-11 .564 23-10 .564
20-17 .553 22-12 .557 22-11 .557
19-18 .546 21-13 .550 21-12 .550
18-19 .539 20-14 .543 20-13 .543
17-20 .532 19-15 .536 19-14 .536
16-21 .525 18-16 .529 18-15 .529
15-22 .518 17-17 .521 17-16 .521
14-23 .511 16-18 .514 16-17 .514
厳しい情勢ということが分かります。
残りの直接対決数
対横浜DeNA
横浜との直接対決が残り9試合で東京ドームで4戦、横浜スタジアムで5戦。
これは直接対決次第ではひっくり返る可能性がまだまだあるということです。
横浜はここに来て対ヤクルト3連敗と調子が落ちていると言うか、なんというか。。。
故障者が目立ってきてしまっています。
伊藤光捕手もプレー中の怪我で負傷。
診断が左薬指剥離骨折。
更に追い討ちをかける宮崎選手の負傷と今季絶望との報道。
さらにバットンの自爆。
とここに来て今季を支えてきた主力選手が負傷してしまっています。
更に登録抹消はされていませんが、ロペスもスタメンを外れています。
ソトと筒香は強力ですが、やはり主力が抜ければどこの球団もきつい。
先発陣次第でロースコアで勝ちが重なれば、何かが起こりかねない。
これ以上3連敗をしなければいいという戦い方でいいと思います。
対広島
広島戦は残り6試合で東京ドームでの試合のみ!
もち6連敗するとひっくり返ります。
広島の異常なブーストがない状態で戦えればいいのですが。。。
そういう怖さは兼ね備えたチームであります。
中継ぎが崩壊気味ですが、逆を言えば復調する可能性もあると言うこと。
鈴木誠也の前後のバッターが復調してくるとまだまだ挽回の可能性は高いということです。
この3連戦も紙一重の勝利ですので、何が起こるか分からないということには変わりありません。
結論から言うと『勢いがまた入ると怖い』ということです。
巨人の行く末
中川皓太と中継ぎ陣
怖いのは中川が故障しているかどうかということ。
twitterではキャッチボールを再開したとのことだが、肘の違和感などなければ良いが。。。
8/14<#広島 - #巨人> マツダスタジアム— 日刊スポーツ 巨人担当 (@nikkan_giants) August 14, 2019
コンディション不良でベンチを外れる #中川皓太 がこの日からキャッチボールを再開。(撮影・垰建太)#giants #TOKYOGIANTS pic.twitter.com/GGW2FpM0Gn
ただの体調不良とかだったら良いけどというところ
今季すでに50試合に登板している。
巨人ではダントツ1位の登板数。
セリーグでは現在9番目。
デラロサが計算が立ちそうな感じなので、負担は減りそうです。
さらに沢村も復調ですので、リリーフ陣特に勝利の方程式が成り立ちそうな感じにはなっていますね。
大竹寛も連投はそこまできかないかもしれませんが、球自体は非常に素晴らしいので、CSなど肝心な場面では期待できるでしょう。
若林が冷えている以上仕方のないことかもしれません。
そして、ジョーカー阿部慎之助。
阿部毎試合先発というわけにはいかないですが、彼が5番に座ると岡本を歩かせたくないため、岡本も打ちやすくなるのではないかと思います。
ゲレーロが6番でこのまま好調なら5番ゲレーロでも間違い無いでしょう
大城はもう銀次郎が帰ってくるまではファースト起用はキャッチャーから回った時くらいでしょう。
阿部を休ませるときはもうサード山本は非力ですので、諦めていただきたいのですが、どうも原監督はビヤヌエバを2軍にすぐに落としてしまいます。
内田コーチの指導を受けているようです。
また、ビヤヌエバで熱くなってしまいました。
ビヤはレアードかラミレスになれる存在になり得ると個人的には信じています。
巨人ではダントツ1位の登板数。
セリーグでは現在9番目。
デラロサが計算が立ちそうな感じなので、負担は減りそうです。
さらに沢村も復調ですので、リリーフ陣特に勝利の方程式が成り立ちそうな感じにはなっていますね。
大竹寛も連投はそこまできかないかもしれませんが、球自体は非常に素晴らしいので、CSなど肝心な場面では期待できるでしょう。
左のリリーフ陣
高木京介と田口と2人のサウスポーが1軍を支えていますが、田口は完全に登板過多で防御率も悪く(現在8/14時点 防御率5.18)と便利屋での登板が続いています。
この経験を生かし、来季こそは先発での復活を期待しましょう。
先発陣は山口次第
山口は広島戦は散々でした。
無理しているなら止めさせるべきでしょう。
次の登板での復調が待たれます。
菅野とメルセデスと桜井と比較的安定した投球が出来ている先発陣がいるので、今村と山口の復調が待たれます。
菅野・山口・メルセデス・桜井・高橋優or今村で回すのか、あるいは6人で回すのか分かりませんが、先発が揃ってくれば6人で回せれば盤石ですね。
野上も悪くはなかったので、2軍に落とすことはなかったんじゃないかなぁとは思いました。この先もまだ登板はあると思います。
打線は5番がキーマン
結局亀井が1番に戻りました。若林が冷えている以上仕方のないことかもしれません。
そして、ジョーカー阿部慎之助。
阿部毎試合先発というわけにはいかないですが、彼が5番に座ると岡本を歩かせたくないため、岡本も打ちやすくなるのではないかと思います。
ゲレーロが6番でこのまま好調なら5番ゲレーロでも間違い無いでしょう
大城はもう銀次郎が帰ってくるまではファースト起用はキャッチャーから回った時くらいでしょう。
阿部を休ませるときはもうサード山本は非力ですので、諦めていただきたいのですが、どうも原監督はビヤヌエバを2軍にすぐに落としてしまいます。
内田コーチの指導を受けているようです。
ビヤが復調すれば最高ですが、阿部休ませる日はもうビヤを先発させて下さい。#ビヤヌエバ 選手は、内田順三ファーム巡回打撃コーチの熱血指導を受けてます。バットの先にテープをつけて、正しいスイング軌道を身につける素振りです。#ジャイアンツ #giants #巨人 pic.twitter.com/ICYleDWSsT— 巨人情報@サンスポ (@sanspo_giants) August 15, 2019
また、ビヤヌエバで熱くなってしまいました。
ビヤはレアードかラミレスになれる存在になり得ると個人的には信じています。
まとめ
5割時々勝ち越しが出来ればいいので、優勝がある程度見えてきたらローテを6人制にしてCSに備えてほしいところです。
そこまで余裕持ってシーズン乗りきれる気はしませんので、一戦必勝で勝ち上がってくれることを期待しています!頑張れジャイアンツ!