こんにちは😁すらぱぱ(@slimechans)です。
現在(投稿日:2021年3月1日)、もうすぐ3歳になる息子がいます。
我が子もYouTubeが大好きになってしまいました。『しまいました』という言い方は些か語弊があるかもしれませんが、スマホやタブレットなどの映像を眺める時間(スクリーンタイム)ってどのくらいが妥当なのかって気になりますよね。
そこで、今回は乳幼児におけるスクリーンタイムがどのくらいであるべきか?という内容で記事を書いていきたいと思います。
宜しくおねがいします。
・日本やアメリカとの比較が出来る
結論から
・日本は『2時間以内』のスクリーンタイムを推奨
・カナダの研究では2〜5歳のスクリーンタイムが毎日2時間以上の子供は注意力の低下を招くリスクがあるという結果が出ている
このような結論になっています。
あなたのお子様のスクリーンタイムはいかがでしょうか?
まずアメリカ小児科学会がなぜ『1時間以内』を推奨しているのかから見ていきたいと思います。
アメリカ小児科学会(AAP)のスクリーンタイムの提唱
アメリカ小児科学会(American Academy of Pediatrics:AAP)は、2016年に改訂し、それまでは2〜5歳は2時間までに制限すべきと提唱していましたが、1時間以内を提唱するようになりました。
さらに、年齢別に細かく推奨されるスクリーンの使い方を記載しています。
・2歳未満
メディアの使用は大人との共同視聴やビデオ電話などに制限されるべきである
・18〜24ヶ月:
高品質のプログラミング・アプリを選択するべき。
子どもだけで見させるのは避けるべきである。
・2〜5歳:
画面の使用は1日1時間以内。
心身の健康のために他のことをすべき
インタラクティブ(双方向)で、非暴力的かつ教育的で社会的なメディアを選択すべき
共同視聴または共同プレイしよう。
このように提唱している理由についても記載があります。
①睡眠不足➡メディアの視聴時間が長いほど睡眠時間が短くなる傾向がある
②学習や社会的スキルの遅れ➡注意力・思考力・言語力・社会性の遅れが生じる可能性がある。その理由として、家族などとの交流の減少がある。
③肥満➡遊ぶ時間の不足、食品広告による食欲増進や間食の増加による
④行動の問題➡暴力的なコンテンツの視聴などによる行動の問題の一因になるリスクがある。
これらの理由から2016年に1時間以内の視聴にすべきと提唱しています。
アプリや電子書籍の使用について
『教育的』とされるアプリも、まだ効果の証明は不十分であり、奨励されない。
結論として、幼少期に学ぶべきスキルとして、衝動のコントロール・感情の管理・創造的で柔軟な思考力などがあげられるが、それらの習得にアプリを活用するよりも、家族や友人との交流による社会的な遊びを通して行うべきであると推奨している。
それでは日本はどのように述べているか、見ていきましょう。
日本におけるスクリーンタイムの提言
日本では2004年に提言された『2時間以内』の推奨のままとなっています。
しかしながら、世界的には2時間以内とする国が多く、遅れていると判断するのは早計かと思います。
HPの見やすさなどに関しては、圧倒的にアメリカが勝っており、日本ももう少し力を入れなければならない様に感じました。
一方で、ポスター制作には力を入れており、下記のようなポスターが小児科にあるのはよく目に付きますね。
最近の研究
2019年のアルバータ大学のPlush Mandhane博士は、5歳までに毎日2時間以上のスクリーンタイムがある患者は、ADHD(注意欠陥多動性障害)の診断基準を満たす可能性が、30分以下の子供と比較して、7.7倍高かったという研究結果を発表しました。
この研究結果は、因果関係を明らかにはしていないため、あくまでも関係性があることを示しています。
ですが、博士は注意力の低下を招くリスクがあることを示唆しており、スクリーンタイムを0〜30分以内にすることを推奨しています。
我が家の現状のスクリーンタイム
スクリーンタイムはTVやスマホの時間だと定義すると、我が家の2歳児のスクリーンタイムはこんな感じです。
・帰宅後のYouTube:1〜2時間
あとは、大人が見るTVを流しているだけで子供は遊んでいる
【合計:2時間程度】
・視聴環境:Fire TV StickにてYouTubeを視聴
・視聴状況:好きな動画を見させる。基本は大人は休憩タイム
概ね2時間見るか見ないかの枠に入っていると思います。
すらぱぱの帰宅時間が7時30分あたりで、子どもとママが5時30分あたりです。
ママが疲労している時など、限定的にYouTubeタイムが長くなることはあります。
リモコン操作は出来ないので、動画の変更は大人が行います。
大人と一緒に見るのが理想とのことですが、子どもと遊び疲れての大人の休憩タイム的な枠組みでの使用になっているのが現状です。
休みの日などは、なるべく公園などで遊んだ後、午後や夕方からの視聴になるよう心がけています。
最近、一緒に見るというのを心がけて、少し見てみると息子の遊び方と予想以上にリンクしていることが分かりました。
今の息子の外での遊びは、もっぱら『車を泥んこにして、その後洗う』です。
思いっきり、そのような動画がありました。
動画の内容も、すらすらと言うことが出来ていました。
やっぱり、こういう動画が楽しいんだなとは思いましたね。
まとめ
アメリカの1時間以内を推奨というのを、我が家で達成するのはかなり困難です。
生活スタイルの一変が必要とされます。
ですが、知っておくということは大切です。
アメリカが、日本がこのように推奨している。
我が家はどうか、どうしていこうか。良いきっかけ作りになると思います。
・日本は『2時間以内』のスクリーンタイムを推奨
・カナダの研究では2〜5歳のスクリーンタイムが毎日2時間以上の子供は注意力の低下を招くリスクがあるという結果が出ている
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